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毎日5便を休まず運航している当社にとって、安全運航はすべてに優先します。
現在、当社では国内フェリーで最高レベルの安全管理体制を構築しており、これをさらに高度なものとするため、日夜努力を重ねています。 海技大学校教官による乗船指導を全船で実施 (2008年8月・9月)
当社では乗組員の安全運航教育の一環として、海技大学校教官による乗船指導を毎年継続して実施していますが、5回目となる2008年も、下記日程で当社運航船5隻全船で実施しました。
本乗船指導は、船舶の安全管理の最新理論であるBRM(ブリッジ・リソース・マネジメント、注4)に基づき、ミスの連鎖が事故に結びつかないような運航がなされているかを実際の操船現場に於いて検証するものです。
昨年度の乗船指導では、これまでの実績を踏まえ着実に自主的改善がなされ、安全性が向上しつつあるとして、海技大学校から高い評価を頂きました。この結果は2008年6月26日に開催された「平成19年度海技大学校研究発表会」で、「BRMの観点から見た航行の安全性向上過程に関する一考察 - カーフェリーの航行実態調査の検証 -」として発表され、その論文は全国の海事関係者に配布されています。 (平成19年度海技大学校研究発表会プログラム →http://www.mtc.ac.jp/shiryo/19-hppyokai-pro.pdf) 注4 : 「BRM (ブリッジ・リソース・マネジメント)」
ブリッジ(船橋)で利用可能な全ての資源(人的資源、ハードウェア、情報など)を効果的に活用して、乗組員のチームとしてのトータル・パフォーマンスを向上させることにより、ヒューマン・エラーによる海難事故の防止を図ろうとする、安全管理の新しい手法。元々NASAの研究をもとに航空機の運航乗務員の訓練用に開発されたCRM(Crew Resource Management)の理論がベースになっている。 運航船全5隻についてSMC取得を達成(2008年7月)
2006年1月のDOC取得を受け、当社運航船に順次ISMコードに基づく安全管理システムを導入、2008年7月、当社運航船全5隻に関し、SMC(船舶安全管理認定書、注3)を取得しました。各船の取得時期は以下の通りです。
注3 : 「SMC」 (船舶安全管理認定書)
Safety Management Certificate の略。検査に合格し、船舶所有会社の船舶が、ISMコードに適合した安全管理体制により運航されていると認定された場合、会社に対し当該船舶毎に交付される証書。 ISM認証取得(2006年1月)当社は、国際海事機関で採択され外航船舶にのみ取得が義務付けられているISMコード(国際安全管理規則、注1)に基づき、高度な安全管理体制を自主的に構築しました。2006年1月、国内フェリー会社としていち早くISMコードの認証審査を受け合格し、DOC(適合認定書、注2)を取得しました。これにより、当社の安全管理体制が厳しい国際基準に適合していることが認定されました。
注1 : 「ISMコード」 (国際安全管理規則)
International Safety Management Codeの略。1993年11月、IMO(International Maritime Organization、国際海事機関)の総会で採択された。当初わが国ではSOLAS条約に従い国際航海に従事する船舶のみに取得を義務付けていましたが、2000年7月、内航海運事業者の安全努力を支援する目的で、「船舶安全管理認定書等交付規則」(運輸省告示)を制定、内航海運事業者の任意によるISMコード認証を国土交通省が付与する制度が整えられました。 注2 : 「DOC」 (適合認定書) Document of Compliance の略。最初の検査に合格し、船舶所有会社の安全管理体制がISMコードに適合していることが認定された場合、会社に対し交付される証書。 |